英語は日本語と同じように地域によって訛りがある

基本的にアメリカ英語とイギリス英語がある

アメリカ英語とイギリス英語があり、使われる地域によって訛りがある
アメリカ合衆国は、北米大陸の半分以上を占める世界的にもとても大きな国です。

母国語は英語ですが、国内で同じ言語を話すと言っても、それぞれの地域によって方言や訛りがあります。

同じ英語を話すアメリカ人の中でも、日本語の東北弁や関西弁のように地方によって独特の言い回しや、クセの強い話し方をする人がいてアメリカ人同士でも聞き取れない時があるそうです。

英語は様々な国と地域で使われていますが、基本的にアメリカ英語とイギリス英語の2つに分かれます。

今回は、世界的に多くの人に話される英語の訛りについて国や地域を例に挙げてご紹介します。

参考ページ:国ごとの英語のアクセントの違いを比較

アメリカ南部の英語はかなり独特

アメリカでは、州ごとに細かなアクセントの訛りがあり、特にアメリカの英語訛りと言えば、南部訛りが一番有名です。

テキサス州やテネシー州などアメリカ南部に住む人達の英語は、他の地域と比べてもかなり強い訛りがあり、母音をゆっくりのばす発音が特徴的です。

同じアメリカ人でさえ、南部訛りのある英語には手こずるようで、テレビ番組では英語の字幕スーパーが出るくらい聞き取りづらいようです。

南部訛りの英語がどんなものか気になる人は、アメリカ映画の名作「風と共に去りぬ」をおすすめします。主役とそのファミリーが話すシーンは、おもいっきり南部訛りの英語なのでその違いに気づくはずです。

カナダ人の英語は発音がよく聞き取りやすい

カナダは、アメリカ合衆国と同じ北米に属する綺麗な国です。英語が公用語とされていますが、カナダ人が話す英語はイギリスとアメリカの英語が混ざったような特徴があります。

また、カナダの東部にある一部の地域ではフランス語が公用語とされているため、その地域の人々が話す英語はフランス語のような滑らかな発音に聞こえるそうです。

革命や戦争が頻繁に起こった時代に当時のアメリカ人達が大量にカナダに亡命し、それきっかけでカナダにアメリカ英語の文化が根付いたそうです。

ですが、その当時のカナダは、まだイギリスの領土であったため、カナダの子供達はイギリス英語で教育を受けていました。その歴史背景から、カナダ英語は発音がアメリカ寄りで、綴りはイギリス寄りという特殊な形になったようです。

カナダ国内でも、アメリカと同じように地域によって微妙な訛りがありますが、カナダ人がしゃべる英語はアクセントや訛りにクセがなく滑らかな発音のため、アメリカ人が話す英語よりも聞き取りやすいと言われています。

イギリス英語には切れがある

イギリス英語はアメリカ英語と同じように世界中で話されている
イギリス英語と言われても、ピンとこない日本人がほとんどでしょう。

それは当然です。

日本人が学校で教わる英語は、ほとんどがアメリカ英語ですし、ハリウッド映画や海外ドラマもアメリカ制作が多く、圧倒的に日本はアメリカ英語の文化が根付いています。

でも、イギリス英語はアメリカ英語と同じように世界中でたくさんの人々に話されています。

イギリス英語は、アメリカ英語よりも切れがある尖った話し方をします。イメージとしては、早口でしゃべるように音を伸ばさない感じです。

日本では、英語はアメリカが本場とイメージする人が多いでしょうが、実はイギリス英語に憧れる人が多く、その発音に魅了されてイギリスに留学する人がたくさんいます。

一度イギリス英語聞けば、そのしゃべり方に惚れる人が多いと思います。私もそのひとりで、イギリス人の話す英語がとても好きです。

イギリス英語の特徴としては、Tをしっかり発音します。

アメリカなら、ウォーラー(Water)ですが、イギリスでは、ウォーターです。

また、語尾のRはほとんど発音しません。

アメリカなら、ドォー(ル)(Door)ですが、イギリスでは、ドーです。

日本ではあまり馴染みがありませんが、世界的にはイギリス英語も一般的です。

フィリピン人の英語は聞き取りやすい

フィリピンは、その昔アメリカの植民地だったため、今でも公用語として英語が使われています。

ですから、フィリピン人の英語はアメリカ寄りの発音で地域によっては多少訛りがありますが、日本人にとっては馴染みのある聞き取りやすい英語です。

フィリピンの母国語はタガログ語ですが、国が2番目の言語として英語を推奨しているためほとんどのフィリピン人は両方の言葉が話せます。

フィリピン人が話す英語は世界でも通用する発音とされ、英語圏の教材と比べてもほとんど差が無いと言われています。ただ、訛りはどこの地域にもありますので、フィリピン人全員がネイティブとは限りません。

教師など指導する立場にいる職業の人達は、日頃の生活からネイティブな発音を心がけて話すようにしているそうです。

また、母国語であるタガログ語は、アメリカに支配されるもっと前にフィリピンはスペインの植民地だったため、それが影響してスペイン語に似た部分が多いそうです。

オーストラリアの英語は独自路線

オーストラリアはその昔イギリスの植民地だったため、イギリス英語が基礎となっています。ですが、独立後にオーストラリア風に独自の英語が発展し、オリジナルの言語としてオージーイングリッシュが確立されました。

オージーイングリッシュはイギリス英語がベースにはなっていますが、個性的なイントネーションやアクセント、独特な発音で話されています。

さらにオーストラリアの田舎に行けば行くほど、その特徴は強まります。

でも、オーストラリア人からすれば、イギリスもアメリカもどちらの英語も訛っていると主張し、英語に標準語は存在しないという考えの人が多いそうで自分達が訛っているとは思わない人が多いそうです。